さっき片づけたのにもう散らかってる・・・
子供なんか特にそうですよね。
片づけても片づけてもすぐにおもちゃを出しやがるんです。
ガンバレルーヤのよしこさん的に言うと
クソが!
って叫びたくなくなりますよね☆
そこで出し入れが簡単にできる棚を買ってみたりしたんですけど、どうにもうまくいかない。
子供を片づけをさせるためにはどうしたらいいのでしょうか?
片づけのやり方以外にも片づけをすることで得られるメリットを教えてあげるといいんです。
では片づけのメリットって何なのでしょうか?
今回はメンタリストDaiGoさんの著書『人生を思い通りに操る片づけの心理法則』を参考に、子供に教えてあげたい片づけのメリットを解説します。
片づけで人生は変わる?
片づけで人生は変わります。
メンタリストのDaiGoさんいわく片づけは「人生を最大化するためのスキル」です。
片づけの目的は自分のやりたいことをする時間を増やすこと。
決してゴミを捨てる事でも綺麗な部屋に住むためでもありません。
片づけをすることで、物を探す時間や迷う時間、掃除や洗濯などの管理する時間を減らして自分がやりたいことをする時間を増やすことが目的なんです。
片づけで自分のやりたいことができるようになる!
そう考えると片づけで人生が変わるといっても過言ではない気がしませんか?
子供に教えてあげたい片づけのメリット
片づけのメリットについて、DaiGoさんの著書『人生を思い通りに操る片づけの心理法則』から引用させていただきます。
メリット1:片づけで「よりよい未来」が選べる
メリット2:片づけで頭脳労働に集中し、「価値ある仕事」ができる
メリット3:片づけで「いいモノ」「大切なモノ」を使いやすくすると幸福度がアップする
メリット4:片づけで「空間+時間+気持ち」のゆとりができる
メリット5:片づけでコンパクトに生活し、「居住環境」を思いのままに選択できる
『人生を思い通りに操る片づけの心理法則』 著者:メンタリストDaiGo
片づけのメリットってこんなにあったんですね。
正直、今までの人生で片づけのメリットなんて考えたことありませんでした。
子供に対しても片づけのやり方ばっかり言って「どうして片づけをするのか?」という大事なところは曖昧なままだった気がします。
物事のメリットを伝えるということは、育児において大切なこと。
片づけは子供自身の問題とした上で、片づけは必要なこと、大切なことなんだって気づかせてあげることができれば、子供が自発的に片づけをしてくれるようになるんです。
本書では、それぞれのメリットに合わせた様々なテクニックを紹介してくれていますが、今回は子供にもイメージしやすいようなテクニックを厳選しかみ砕いて紹介したいと思います。
ちなみに育児等で子供の行動を変えたいという方は、まずこちらの「【アドラー×樺沢紫苑】子供に勉強をさせるには?他人を変える方法」をご覧ください。
よりよい未来が選べる
「何をしている時が一番楽しい?」「それだけをやっていたい?」
片づけでは何を捨てるかではなく、必要なモノは何か?と考えるようにするべきです。
自分が思い描くよりよい未来をイメージして、そのイメージに必要なものを選ぶとういうことですね。
よりよい未来をイメージするには「自分が何をしている時が一番楽しいか?」と質問してみるとイメージしやすいです。
一番楽しい時はこんな時、そのために必要なモノは何か?という目線で片づけをすることで自分にとって楽しい時間が増える。
つまり、よりよい未来が選べるということになるわけです。
この質問にあわせて行いたいのが「それだけをやっていたいか?」という質問です。
例えば子供が「電車のおもちゃで遊びたい!」って答えたら「電車のおもちゃだけで遊べたらいい?」と返してあげましょう。
子供はやりたいことを自分で考えて「車のおもちゃでも遊びたい!」って答えるかもしれません。
こんな風によりより未来をイメージして本当に必要なものを選ぶことでよりよい未来が選べるということが片づけのメリットの一つなんです。
つまりは子供に分かりやすく説明する場合は「片づけをすることで自分の楽しいことがわかるよ」って言ってあげたらいいかもしれませんね☆
価値ある仕事ができる
「宿題もすぐに終わるようになるよ」「やりたいことができるようになるよ」
片づけによりモノを減らすことで、時間や集中力を増やすことができます。
散らかった部屋で集中して勉強なんかできませんよね?
勉強しようとしているのに目線におもちゃとか漫画なんかあったら当然気が散ります。
勉強するために片づけを始めてしまうなんていうのは日常茶飯事ですが、その片づけの時間が無駄なんです。
何度も言いますが片づけることが目的ではありません。
片づけることで、手に入った時間やモノで「価値ある仕事ができるようになる」ということをしっかりと伝えてあげましょう☆
ちなみに、子供の勉強の際に集中力を高める方法としてタイムタイマーを使った時間術を紹介したこちらの「【時間術大全×超集中力】集中力を高める方法:仕事や勉強、子供の食事にも」もオススメですのでぜひご覧ください♪
幸福度が上がる
「モノを持つことよりも使うことが大事だよ」「よく使うものほど出しやすいところに置こうね」
モノを使う幸せを実感できるということ。
自分がよく使うモノ、使うと幸せになれるモノはすぐに取り出せる場所に置く。
仕事でパソコンを使う人が、毎回押し入れの奥にパソコンをしまうなんて人はいませんよね。
片づけのポイントとして「取り出しやすさを優先すると幸せになれるよ」ということも伝えてあげましょう☆
ゆとりができる
「やりたいことを一つに絞ってもいいよ」「片づけは自分で決める練習になるよ」
DaiGoさんいわく片づけで一番わかりやすいメリットは「ゆとりある空間と時間」そして「気持ち」
空間は目で見えるものなので子供でも充分理解できると思います。
なかなかイメージしづらいのが時間と気持ちといったところでしょうか。
一時期ゆとり教育が話題になりましたが、なんせ今の子供はやることが多い。
「その全てがやるべきことじゃないんだよ、自分のやりたいことを自分で選んでいいだよ」って教えてあげることが大事なんです。
やることを絞る、つまり目標を一つにすることで集中力が分散することがなくなり、気持ちにゆとりもできる。
人にやらされているのではなく、自分で決めたことをやる。
そういった意思決定のトレーニングにもなるのが片づけのメリットなんです☆
居住環境を思いのままに選択できる
「モノが少ないと部屋が広くなるよ」
片づけのわかりやすいメリットです。
単純に部屋が広くなって快適に過ごせるようになるってこと。
本書ではほかにも、モノが減ることで家賃の高い部屋に住めるとか引っ越しにお金がかからないなどのメリットをあげてくれていますが、子供目線ではないので省略します。
参考図書【感想・書評】
『人生を思い通りに操る片づけの心理法則』 著者:メンタリストDaiGo
メンタリストDaiGoさんが、人生を最大化すること目標とした片づけに必要な心理的テクニックについてわかりやすく解説してくれます。
DaiGoさんの本、すでに4、5冊ほど読ませてもらってますがどれも本当にわかりやすいんです。
なんども言ってますがこの本は片づけるために読む本ではありません。
片づけがもたらす効果を最大限に発揮して人生を最大化するために読むべき本です。
タイトルにもあるとおり、一つずつ実践することで人生を思い通りに操ることができる。
そういっても過言ではないオススメの一冊です。
片づけの習慣で特に私が気に入ったのは「1イン2アウト」「5秒以内に元に戻せるルール」「6割収納ルール」の3つ。
どれもタイトルを見ただけでなんとなく想像ができてしまうくらいわかりやすいんですが、シンプルゆえに実践が難しいのも事実。
しかし、片づけのメリットを明らかにした上で、その効果をわかりやすく解説してくれるので読んだ直後から実践したくなる不思議なそしてスゴイ本です☆
まとめ
片づけの本当の目的は人生を最大化すること。
モノを捨てることに注目するのではなく、実現したい未来をイメージすることが大切です。
私自身もこれを機に、今一度自分の未来を見つめなおし夢の実現のために何が必要なのか?
モノだけでなく心の中までしっかりと片づけたいと思います。